このサイトをご覧になられている方はシロアリ駆除について色々と調べているところだと思いますが、シロアリ業者を選ぶ時には、ある程度の知識を持っておかなければいけません。なぜなら、シロアリ駆除業者も様々だからです。
例えば、会社が大きくて信用ができそうなのでシロアリ調査を依頼しても、白蟻を見たことのないシロアリ調査員が来ることもあります。
残念なことに世の中の全ての業者が良心的という訳ではありませんので、中には消費者の無知につけ込み不必要な工事を勧めてくる業者もいます。全く知識がなければ、見積もりを依頼した業者の言っていることが本当なのかがわかりません。従って、自分を守るためにもシロアリ駆除に関するある程度の知識は持っておかなければいけません。

ところが、近年のインターネットの情報は業者側の都合に偏っている為、シロアリ駆除業者選びで失敗しない為には、消費者は正しい情報を見極めて選択する努力が必要です。誤った情報を参考にすると誤った判断の結果となるからです。

この記事の筆者は、実際のシロアリ駆除の現場だけでなくシロアリ会社の経営に参画の経験があり、消費者がシロアリ駆除業者選びで必要な知識と多面的な視点を持つことで悪質な業者へ依頼することを防げるようになることを目標にして執筆しています。

希少な経験と現場の知識のある者が、第三者の立場からシロアリ業者を選ぶときに知っておけば良いことをまとめていますので、是非ご覧になられてください。

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目次

シロアリ駆除業者選びの注意点

シロアリ業者の選び方の注意点

インターネットが普及して簡単に知りたい情報を入手できるとても便利な世の中になりました。その反面で、悪質な業者も営業の形態を変えています。まずはシロアリ駆除業者選びで注意することをお教えします。

シロアリ業者の業態は様々

シロアリ工事には国の許認可は必要ありませんので、専門性の低い業者や開業したばかりの何でも屋でも工事を行うことができます。
専門外の人がたかがシロアリと思って駆除を行った結果、数年後に再発して専門業者がその始末を行うということはよくあることです。お金を払って工事をやってもらったけど素人だったということがないように業者の業態について知っておきましょう。
【参考:シロアリ業者の業態について詳しくはこちら

インターネットの情報は当てにならない

ダスキンのシロアリ駆除の口コミ評判を利用したブローカー
シロアリ業者選びで失敗しない為に、インターネットの情報は、業者側の都合に作られていることを知っておきましょう。
また、近年急速に増えているインターネット上でシロアリ業者を紹介する情報サイトを利用するリスクについても理解しておきましょう。

口コミ代行など代行宣伝業者の存在

「口コミ代行」とWEB検索をすれば分かるように、実は、インターネットには口コミ代行業者というのが存在しています。お客さんのことを考えない悪質な業者ほど、このような口コミ・評判対策を行うため、ネット上にある業者にとっての良い口コミ情報は当てにしてはいけません。ネット上の良い情報は自作自演と疑うことが必要です。悪い噂をかき消すかのようにどこを見ても名前をみるような業者がいますが、口コミ対策を行っている可能性があります。

業者比較・ランキングサイトという悪質な宣伝手法

ネット上では、「おすすめ」「比較」「シロアリ業者ランキング」など、知名度のある有名業者よりも自社を優位に評価し上位ランキングさせ、自社サービスの評価を吊り上げて問い合わせに繋げる、倫理観の欠如した宣伝手法が流行っています。

≪参考≫宣伝手法で業者の本質を見極めれる

シロアリ業者の本質
おすすめ・口コミ・ランキングサイトやスパム行為とも思われる大量の口コミ対策のサイトによって、シロアリ駆除で困っている方が正しい情報を元に公正にシロアリ業者を判断して選ぶことが難しくなっています。
このような情報サイトは、代行会社による制作が多くあるようですが、主犯が1位にランキングされている業者であるのは言うまでもありません。ランキングサイトでよく見られるのは、インターネット上で業者を紹介するだけの情報サイトです。”シロアリ業者に騙されたくない”というお客さんの心理を逆手に取る口コミやランキングサイトなどは、「人を騙してでも手数料だけもらえれば良いという考え方の現れ」であるとも言えます。このようにコンプライアンスを無視した結果、積極的に悪徳業者を世の中に斡旋している業界最大手の業者紹介サービスもあります。
宣伝手法には業者の考え方が表れており、その業者が選んだ宣伝手法からどのような考え方の業者であるのかという視点を持つことで、悪質な業者への依頼を防ぐことができます。

【参考:口コミ評判サイトの評価を検証
【参考:シロアリ駆除業者ランキングや口コミの自作自演について
【参考:有名なシロアリ業者の知名度を利用する悪質な業者比較サイトについて

インターネットの業者紹介サービスを利用するリスク

業者紹介サービスのリスク

近年、インターネット上には格安な宣伝広告で受付だけ行いシロアリ業者を紹介するブローカー業者が多くいます。
ブローカー業者は、依頼者との契約には関係なく、見積もりや工事などの実際の業務は地場のシロアリ業者が行います。
一般的に、工事成約の場合に工事契約代金の30%~40%を手数料としてシロアリ業者に請求することで成り立っています。

このブローカー業者の特徴は、

  • シロアリ駆除とは無縁である
  • 格安な料金広告で高い手数料を加盟店に請求する
  • ことが特徴です。 

    シロアリ駆除は目に見えない場所での作業であり、調査や工事の内容の妥当性については専門知識がなければ判断が難しい特徴がありますが、サービスの運営者であるブローカー業者は、シロアリ防除業務の知識・経験がないので、業務の妥当性がわかりません

    このようなことから
    ブローカー業者運営の業者紹介サービスには3つの問題(リスク)が生じます。

    1つ目の問題は、悪徳業者や悪質な施工店が紛れていることがあることです。
    何故なら、専門知識のない運営者は悪質な業者に気付くことができないからです。施主が気付いて運営者へ大々的なクレームになるまでは存在に気付くことができず、根拠もなく優良施工店という太鼓判を貼って積極的に悪徳業者を市場に出してしまうことになります。

    2つ目の問題は、再発事故や保証についてです。
    ブローカー経由での仕事は極めて採算性が低いので、仕事が安定していて財務状況の良い優良施工店は断ります。
    実質、料金相場の半値以下での工事を行わないといけないため、さまざまな事情の施工店がいることを想定してください。
    倒産前で財務状況の良くないシロアリ業者は、経費削減のためにシロアリ防除薬剤の希釈倍率を通常よりも大きくする傾向があり、薬剤効力の低下による再発事故の可能性が高くなります。また、施工後にシロアリが発生しても施工店が倒産していれば保証を受けることができません。

    3つ目の問題は、現実的に健全なサービスの提供が難しいことです。
    最近、旅行代理店や呉服店が突然倒産して社会に多大な迷惑をかけた事件がありました。

    破綻するビジネスモデルは、
    過度な前払い金」「無理な料金設定やサービス」が特徴です。

    シロアリ防除は、工事が終わると工事の代金として契約した金額を全額を支払います。
    しかし、工事後の保証・アフターサービスは、代金を支払った後に提供されます。
    つまり、保証やアフターサービスは、実質的に前払いをしているということです。

    安価な料金設定で充実したサービスの提供は現実的には無理が生じます。
    そのため、悪意のあるシロアリ業者による定期点検商法に遭ったり、
    財務状況の悪化から薬剤の希釈倍率が大きくなり再発事故の可能性や施工店の廃業によって保証が受けれないなどのリスクも高くなるのです。

    【参考:格安なシロアリ駆除広告のブローカー業者を利用するリスク

    悪徳シロアリ業者について

    悪徳シロアリ業者
    悪徳なシロアリ業者とは、不当な金額で契約をする、不実のシロアリ調査結果を告げて必要性のない商品を売りつけるなど、倫理観が著しく欠如した業者のことです。昔は悪徳シロアリ業者といえば訪問販売業者に偏っていましたが、WEBの業者紹介サービスなどが増えたこともあり、最近は悪徳・悪質な業者がインターネット化している傾向があります。

    悪徳・悪質なシロアリ業者との契約を防ぐために

    シロアリは気になっているけども、シロアリ業者に騙されたらどうしようか・・イメージが悪くて怖い・・と不安の方もいらっしゃると思います。
    まず、次の3つのことを徹底することで悪質なシロアリ業者との契約を防ぎましょう。

    「すぐに契約をしない」

    業者が見積もりに来たその日に契約をしてはいけません。業者が言っていることが正しいかを判断する基準がありません。
    工事の金額が相場なのか、工事の内容が妥当なのか、その業者に任せて良いのかを時間を空けて冷静に検討する必要があるからです。

    また、同時に業者の体質を試す機会でもあります。こちらが断っても、帰ろうとせずに執拗に契約を勧めてくる業者は営業気質が強い会社の可能性があります。反対に、沢山のお客さんから支持をされていて自信と余裕のある業者ほど焦らずに顧客のペースで考えさせてくれます。

    「数社調査と見積もりを依頼する」

    調査の内容、見積もりの内容の妥当性を確認するためにも、3社ほど調査と見積もりを依頼すると良いでしょう。

    「料金の安さだけで業者を決めない」

    初めに安く工事を契約をして、後から必要性の低い商品を売りつけにくる悪質な業者もいます。安い料金で充実したサービスは現実に健全なサービスの提供ができない為、後から強引な営業を受けことにもなるのです。

    【参考:悪質なシロアリ業者の営業手口と自分を守るための方法

    シロアリ業者選びのポイント

    シロアリ業者選びのポイント
    シロアリ業者選びでは、3つの重要なポイントがあります。

    シロアリ業者選びの3つの重要な要素

    シロアリ駆除の技術

    ・・シロアリ駆除と予防を確実に行う技術を持っているかということです。

    保証の実現性

    ・・万が一、施工後にシロアリが発生しても保証ができる健全な経営であるかということです。

    社会性

    ・・社会とのバランスを考えた経営を行ってる会社であるかということです。

    ≪シロアリ業者を料金だけで決めると危ない理由≫

    シロアリ業者の中には、専門知識もなく杜撰な工事を行う業者もいます。安くやってもらったけども後からシロアリが発生してしまい、二重で費用を支払った上にシロアリによる被害が拡大してしまうこともあります。(技術力
    保証書が発行されても業績不振などによって業者が倒産すると保証は受けることができません。また、一人親方のような個人でやってる業者は市場相場よりも割安で施工を依頼できるかもしれませんが、突然の事故や病気によって保証が失効してしまうリスクも踏まえなければいけません。(保証の実現性
    初めに安く工事を請け負い後から様々な商品を売りつけにくる悪質な業者もいます。また、施工後にシロアリが発生しても嫌々な対応で保証をしない業者もいます。施工後のトラブルを防ぐ為にも、どのような考え方のシロアリ業者なのかにも注意しなければいけません。(社会性

    従って、シロアリ業者選びでは、シロアリ業者に、シロアリ防除の「技術」と万が一の再発時でも保証の実行ができる「保証の実現性」、そして健全な考え方で業務を行う「社会性」があることを前提に、料金とのバランスを考えて業者を選ぶことが大切なのです。

    【参考:シロアリ業者の選び方で注意することと失敗しないためのアドバイス】

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    シロアリについて知る

    シロアリ
    世界には2900種類以上のシロアリが確認されていると言われ、その種類によって食べ物も異なります。樹木や枯れ木や落ち葉を食べるシロアリや植物の葉っぱ、腐葉土、樹木の表面のコケなどを食べるシロアリまで様々です。
    また、シロアリは種類によって生息する場所も違います。土の中に巣を作るシロアリや、土だけでなく、建物の中や樹木の中に巣を作るシロアリなどその種類によって特徴が異なります。現在、日本では23種類のシロアリが確認されていて、建物に被害を与える家屋害虫とされているのは、4種類で、ミゾガシラシロアリ科のイエシロアリとヤマトシロアリ、レイビシロアリ科のアメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリです。この2種はほとんどの場合で土壌から家に侵入してくるため、地下シロアリとも呼ばれますが、営巣場所は土の中に限らず、家屋の天井や壁の中、樹木の上など、木材中に巣を作ることができます。この記事では、日本の住宅で被害の多いイエシロアリとヤマトシロアリについて説明します。

    生態

    シロアリの社会性
    シロアリの生態について説明します。

    社会性について

    シロアリは、集団で生活する生き物で、単体では生きていけません。
    1つの巣には、主に、産卵活動に専念する女王・王アリ(生殖階級)、餌場を探して仲間に餌を分け与えたり女王・王の身の回りの世話を行う役割の職蟻(職蟻階級)、職蟻の監視や外敵から仲間を護る役割の兵蟻(兵蟻階級)に分かれて、それぞれに役割が分担されて集団活動を行っています。

    シロアリの食べ物

    人間が、食物からビタミンやたんぱく質などの栄養素を摂取して生きているように、シロアリは木材を食べ、木材中の成分である「セルロース」を栄養にして生きています。
    原料が木材の、本や家具、新聞にもセルロースが含まれているのでシロアリは餌にします。また、衣料やインテリア向けの糸もセルロースでできているため、木製のタンスの中に着物などの衣類があればシロアリは餌場としてしまうことがあります。
    コンクリートやプラスチックなどは、餌として食べている訳ではなく、単に噛み砕いているという方が正しいでしょう。

    シロアリとクロアリの違い

    シロアリとクロアリは昆虫学では異なる生態で、シロアリは蟻ではありません。
    シロアリは蛹(さなぎ)を介さずに幼虫の段階ですでに成虫に近い形で存在しており、脱皮の度に次第に発達する不完全変態ですが、クロアリは幼虫から成虫になる過程で蛹(さなぎ)を介して成虫になります。
    昆虫学では、クロアリはハチ目で蜂の仲間とされますが、シロアリはシロアリ目(ゴキブリ目シロアリ科)でゴキブリに近い仲間とされています。

    シロアリの種類について

    shiroari_bunpu

    シロアリは種類によって被害の範囲や駆除の方法が異なります。種類によって生態の特徴が違うからです。
    何故、種類の違いを知る必要があるのかと言うと、悪質な業者は不必要な場所まで施工を行い高額な料金を請求することがあります。従って、悪徳業者に騙されないためには、シロアリの種類と特徴を知り、何のシロアリの被害であるのかを確認することが必要です。

    ヤマトシロアリ

    ヤマトシロアリ写真

    ヤマトシロアリは、日本全土に分布しているシロアリです。少数の職蟻からコロニーが再生する能力を持っているため加害箇所自体が営巣となります。特に湿った環境を好んでいるので、地表から近い場所の木材に営巣して加害する傾向があります。雨漏りなどによって湿度が保たれていれば高層階でも被害が及びます。イエシロアリと比べると少数のコロニーのヤマトシロアリは比較的被害速度は穏やかで、被害範囲も限定的なケースが多いのですが、被害を放置しておけば著しく木材が劣化することもあります。

    イエシロアリ

    イエシロアリ写真

    イエシロアリは、被害スピードが速く短期間で建物全体に被害を及ぼすことができるため、最も注意が必要なシロアリです。千葉県より西の海岸線に沿った温暖な地域に生息していると言われていましたが、近年は温暖化により活動範囲を広げています。(最近イギリスでイエシロアリの生息が確認されたとの情報もあります。)
    イエシロアリは数十万から100万規模のコロニー発達して家の中に侵入してきますが、そのシロアリの道(蟻道)は切り株の下などにある特定の巣に繋がっています。

    羽アリについて

    ヤマトシロアリ羽アリ
    羽アリについて説明します。

    羽アリとは

    ヤマトシロアリ_羽アリ

    ヤマトシロアリの羽アリ

    ヤマトシロアリの羽アリは3月頃からゴールデンウィークにかけての日中に飛び立ちます。春に飛ぶ黒っぽい羽アリについて詳しい記事はこちらです。

    イエシロアリ_羽アリ

    イエシロアリの羽アリ

    イエシロアリの羽アリは5月下旬頃から梅雨明けくらいまでの夕刻時期に飛び立ちます。梅雨に出る茶色い羽アリについて詳しい記事はこちらです。

    シロアリはある程度の規模のコロニー(巣)の大きさに成長すると、ニンフ階級のシロアリが羽を生やして巣別れのために飛び立ちます。所謂、結婚飛行とも言われるもので、新しい場所で生殖活動を行い子孫を残すために羽を生やして飛び立つのです。
    シロアリの羽アリには切離線というのがあって、陸に降り立ったあとは簡単に羽が落ちます。羽を落とした後は、雄雌が対になって生殖活動に適した場所を探します。ほとんどの羽アリは外敵の餌となったり、乾燥して死んでしまいますが、一部の生き残ったカップルは切り株の下などに潜って営巣して生殖活動を始め、新しい家族を作ります。
    尚、この群飛(結婚飛行)の時期はシロアリの種類によって違います。

    羽アリのシロアリとクロアリの見分け方

    クロアリシロアリ羽アリ
    シロアリクロアリ
    胴体が寸胴胴体がくびれている
    触角が数珠状触角がくの字
    羽アリは前後の羽が同じ大きさ羽アリは前後の羽が違う大きさ

    クロアリの羽アリをシロアリの羽アリだと言って高額な駆除を契約する業者もいます。シロアリとクロアリの見分け方を知っておきましょう。

    羽アリがクロアリかシロアリかの見分け方の記事はこちらです。

    羽アリの発生原因

    羽アリを家の中で見た場合、羽アリは外から飛来して家の中に入ってくるケースと家の中から発生しているケースがあります。
    家で羽アリを見ると、家の中にシロアリの被害に遭っているのではないかと不安になると思いますが、家でシロアリの羽アリを見たからシロアリ被害がある訳ではありません。
    残念なことに中には、このような不安を煽って、シロアリの被害があると思い込ませ、外からの羽アリの飛来であるにもかかわらず、必要のない工事を提示して高額な契約をする一部の悪質な業者もいます。その為、家がシロアリが侵入している場合はどのような状況なのか、また羽アリの発生原因を特定するにはどのような調査を行うのかを知っておく必要があります。
    羽アリの発生原因を特定する場合にどのような調査を行うのかについてはこちらをご参考になってください。

    「生態について」業者選びで押さえておくポイント

    ヤマトシロアリイエシロアリ
  • 巣が無数にある(※ベイト工法の駆除は有効でない)
  • 一般に雨漏りなどがなければ1階部分の施工のみで大丈夫(※地域によって浴室天井は注意)
  • 巣が固定している(ベイト工法が有効)
  • 被害速度が速いため、対処法を間違えると致命的な被害拡大につながる
  • シロアリは蟻ではない
  • シロアリは木材を食べる
  • シロアリは集団で生活している(単独では生きていけない)
  • シロアリとクロアリの羽アリの見分けること
  • 羽アリの発生原因を知っておくこと
  • シロアリの種類によって施工範囲や駆除の方法が異なる
  • シロアリ被害について

    シロアリ被害写真

    シロアリは人の住む家を餌場としてしまった場合、シロアリの種類や被害の場所によっては、放置しておくと甚大な損害をもたらすケースもありますので、シロアリの侵入がわかれば早期の駆除を行わなければいけません。また、シロアリによる被害を未然に防ぐためには定期的な予防対策を行うことが必要です。
    シロアリ対策の必要性を理解するためにも、ちゃんとした業者に依頼するためにも、シロアリの被害とはどのようなものなのかを知っておきましょう。

    シロアリの食痕を知る

    シロアリの食痕の特徴を説明します。

    木材を劣化させる生物は色々います。

    蟻害写真1

    シロアリ被害例

    シロアリ被害は、木材を穿孔後、表層を残し、固い部分よりも柔らかい早材から年輪に沿って食害する傾向が一般的です。その為、木口面では同心円状の食痕になっています。(木材腐朽と併合するケースやいきなり晩材側まで穿孔して食害するケースもあります。)
    甲虫害写真1

    甲虫害被害例

    木材を穿孔して産卵や食害をするキクイムシやシバンムシなどの甲虫害によって、家の土台や柱や梁などに「穴」や「粉」などの症状がみられることがあります。甲虫類による被害は美観を損ねますが、木造住宅に構造耐力上重大な損傷を与えることはありあません。
    褐色腐朽写真

    褐色腐朽菌被害

    木材が褐色に変色してコナゴナになってるのは木材腐朽菌による被害で褐色腐朽という症状です。木材腐朽菌は担子菌類(キノコ類)に分類され、木材の成分を分解・代謝して栄養源としています。特に褐色腐朽は著しく木材の質量の減少や強度を低下させます。

    シロアリ被害を見分ける

    ベタ基礎蟻道

    蟻道(ギドウ)

    玄関の袖壁を調べる

    蟻土

    蟻害写真

    食害

    ほとんどの場合でシロアリは地中から建物してくるため、基礎などの建物の立ち上がりに蟻道と呼ばれるトンネル状の通り道を作ります。また、光や風を嫌うため、食害場所などにできた隙間を土で埋める習性(蟻土)があります蟻害木材は光が当たる場所では表層のみ残して中身は空洞化しています。

    シロアリ被害の影響

  • 「資産価値の減損」
  • 「強度低下による耐震性への影響」
  • 「修復にかかる費用」
  • 「近隣との関係悪化」
  • シロアリは土台や柱などの木材を食べていくため、美観を損ねたり、木材強度が低下するなどで資産価値の減損に影響します。シロアリの種類や被害場所によってはその修復にかかる費用が数百万円以上になることがあり、構造耐力上、重要な場所での食害が進行した場合は、強度低下が懸念され耐震性への影響も考えられます。また、羽アリの大量発生によって近隣の家との関係が悪化するなどの影響があることもあります。すべてのシロアリ被害が建物にとって影響が大きい訳ではありませんが、シロアリ被害を放置すれば、日に日に影響は増していきます。できるだけ早期に対策を行うことでシロアリによる被害の影響を少なくできます。
    シロアリ被害の影響について詳しくはこちらをご参考ください。

    コンクリート基礎とシロアリ

    コンクリートとシロアリ被害
    ベタ基礎でも配管の立ち上がりや経年とともに生じる僅かな隙間からシロアリは侵入をしてきます。コンクリートだとシロアリは侵入できないと思われがちですが、シロアリはコンクリート粒子を噛み砕くことができるのです。
    ある大学研究機関が行った実験データによると、0.6mm~1.3mmの隙間があれば、コンクリート粒子を噛み砕いて建物に侵入をしてくると言われています。数値に幅があるのは、シロアリの種類によって侵入できる隙間の大きさが違うためです。
    シロアリは「コンクリートを噛み砕いて家に侵入する」のではなく、「コンクリートにできた隙間から粒子を噛み砕いて家に侵入してくる」ということです。ベタ基礎は床下が土の家と比べるとシロアリに入られにくいというだけで、シロアリに入られない訳ではありません。築浅のベタ基礎の家であってもシロアリは侵入することができ、配管立ち上がりや玄関など土間コンクリートからの侵入には特に気を付ける必要があります。
    ベタ基礎とシロアリについて詳しくはこちらをご参考になってください。

    シロアリ調査

    シロアリは、ほとんどの場合で地中から建物に侵入をしてきます。そのため、シロアリ調査ではシロアリの侵入経路の確認の為に、地面と面している建物の立ち上がりにシロアリの通り道がないかを探します。

    シロアリ調査の方法

    シロアリ調査員が行うシロアリ調査について説明します。

    床下調査

    和室からシロアリ調査
    シロアリ調査
    風呂場のシロアリ調査

    床下調査では床下に入り、シロアリの通り道が基礎などの立ち上げりにないかを確認します。
    目視で蟻道形成の侵入が確認できない土間周辺は、特に蟻害木材がないかを打診などを行いながら入念にチェックします。

    玄関・勝手口・浴室の調査

    玄関の羽アリ調査
    風呂場の羽アリ調査
    羽アリの群飛孔

    床下から確認できない玄関や勝手口の土間では木部の打診・触診によりシロアリ被害により空洞化した箇所がないかを調査します。

    外部調査

    外基礎シロアリ侵入
    雨漏り白蟻調査
    枯木倒木シロアリ調査

    外基礎からの侵入がないか、雨漏りの疑いがないかを調査します。

    天井裏調査

    天井裏の羽アリ調査
    天井裏シロアリ調査蟻道
    天井裏シロアリ分巣

    イエシロアリの侵入が疑われ床下からの侵入確認ができない場合など状況により天井裏調査を行います。

    シロアリ駆除

    シロアリ駆除
    シロアリ駆除とは、建物に侵入しているシロアリを薬剤散布などによって駆除することです。
    (シロアリの侵入を未然に防ぐ予防施工とは区別します。)

    シロアリ駆除の方法

    一般的なシロアリの駆除の方法は、薬剤の注入・散布によって駆除する方法と、シロアリの通り道にベイト剤とよばれる固形の薬剤を設置して数か月かけてコロニーを駆除する方法があります。

    シロアリ駆除で使用する薬剤

    シロアリ駆除剤は忌避剤、非忌避剤、脱皮阻害剤に分類されます。
    忌避剤は、シロアリが嫌がる成分を発しこれを処理するとその場所にシロアリが近寄らなくなります。ピレスロイド系や有機溶剤に直接触れたシロアリは死んでしまいますが、他のシロアリへの殺蟻効果はなく、薬剤処理された場所を避けるようになります。従って、忌避剤を使用して駆除を行う際には、特に加害部への直接の処理が必要となります。シロアリを近寄らせないという点では、予防対策において効果が期待できます。
    反対に、非忌避剤はシロアリは薬剤の成分に気付くことなく近寄り、殺蟻成分に直接触れます。シロアリの習性を生かし、仲間のシロアリまでに成分がいきわたるように、殺蟻効果が発揮するまで時間がかかる遅行性の高い薬剤がほとんどです。
    脱皮阻害剤を用いた駆除はベイト工法と呼ばれ、シロアリの職蟻の脱皮と社会性の生態の特性を利用して巣を駆除する方法で、固定の巣を持つイエシロアリに有効です。

    シロアリ駆除は自分でできるのか?

    シロアリ駆除を自分でやるには機材と薬剤が必要です。そして床下に入って作業をする必要があります。
    駆除作業には根拠となる知識と経験が必要になりますが、作業の前には把握しなければいけない点が4つあります。
    「構造」「経路」「範囲」「種類」です。自分でこの4つの把握ができない方は、行き当たりばったりの作業となり逆効果になる可能性が高いのでお勧めできません。自分でできるかの判断はこちらをチェック

    シロアリ予防

    シロアリ予防の方法
    シロアリ予防とは、シロアリが人の住む建物に間違って侵入して建物に損害が及ぶことを防ぐために対策を行うことです。
    シロアリの侵入している建物に対して行う駆除とは区別します。尚、予防と駆除の両者を合わせてシロアリ防除と呼ばれます。

    シロアリ予防の方法について

    シロアリの専門業者が行うシロアリ予防工事の方法は、土壌面と木部面の2段階で薬剤散布を行う工法が主流です。
    シロアリが地中から建屋に侵入してくる過程の基礎などの立ち上がり周辺に対して薬剤の散布を行い、要所の土台・柱などに対しては穿孔注入を行うことで、シロアリの侵入を防ぐ考え方の方法です。この施工方法は、シロアリ業者の商品名として「バリア工法」や「ケミカル工法」「シロアリ消毒」とも呼ばれています。薬剤散布による予防方法は、建物の立ち上がりに隙間なく処理を行うことでシロアリ業者は5年保証を行うことができます。
    その他にも、薬剤散布をしない方法として、建物の外周に3メートル間隔で餌木・毒餌の入ったベイトステーションを埋めて定期的に点検をしてシロアリの侵入を防ぐ維持管理型ベイト工法を採用している業者も多くいます。

    また、防除施工による方法だけでなく、新築時や改築時には建物の構造自体をシロアリにとって入りにくく工夫することもシロアリ対策として大切です。

    工事の内容はどこも同じなのか?

    シロアリ予防施工は、家ぞれぞれの造りや状況によって作業内容が違うため、すべての家が同じ処理ではありません。
    また、専門業者からそうでない業者まで様々であるため、シロアリ被害の事例と家の造りを考えて耐久性を上げるために努力する業者もいれば、ただ、穴をあけて薬剤を撒けばいいというおまじないのような考えで杜撰な工事を行う業者もいます。
    シロアリ専門であっても業者によって考えが違うため、使用する薬剤、ドリルの大きさや、土間コンクリート部分の処理法、土台や柱に対して穿孔する場所、木栓の有無など細かい作業の内容は変わります。

    部分的な工事ではダメなのか?

    できるだけ薬剤の散布を行いたくない方や、通常の家よりも大きな家で全面的な予防施工の金額が割高で予算の合わない方から部分的な処理ではダメなのかと聞かれることもあります。予防対策の部分的な処理ついては地域によって対策方法を検討されると良いでしょう。

    具体的には、ヤマトシロアリ地域であれば、目視確認できない被害事例の多い玄関土間や浴室などのスポットでの処理を行い、その後、可視範囲の床下を定期的な点検によって維持管理していく方法もシロアリ対策として有効です。何故なら、ヤマトシロアリは被害スピードが比較的緩やかであるため、可視範囲からの侵入であれば、定期的な点検を行うことで早期発見による駆除が可能であるからです。
    反対に、イエシロアリは短期間で広い範囲への被害を及ぼす能力を持っています。そのため、イエシロアリが活発に生息する地域では一か所の侵入経路から広範囲への被害の可能性があるため、全体での予防処理を行うことが望ましいでしょう。
    (シロアリ防除の考え方は防除施工士や施工店によって異なり、業者のサービスとして提供可能かどうかも違います。親身になって考えてくれる業者であることが大切であることは違いありません。)

    何故5年保証なのか

    シロアリの薬剤の効力が5年を目安とされているため、5年を経過すると薬剤の効力低下によるシロアリの侵入の可能性が高くなるためです。

    シロアリ対策協会の指定工法を徹底?

    シロアリ業者の選び方
    インターネット上では、「当サービスはシロアリ対策協会の防除施工標準仕様書に基づいた工事でシロアリ対策協会の指定工法を徹底している」という情報サイトを目にしますが、シロアリ工事に詳しくない業者による協会の威厳を利用した宣伝手法なので注意しましょう。シロアリ防除の現場処理は仕様書を見ても何もできません。何故なら、シロアリ防除工事は、物件によって建物の造りや状況が変わるため講じる処理方法をその都度検討する必要があり、仕様書では、物件ごとに具体的な処理法は指示できないからです。また、仕様書に書かれている内容もある程度の知識と現場経験がなければ意味を理解した上で活かすことはできません。

    シロアリに関係ないブローカー業者や資格のない悪質な業者にとっては、「シロアリ対策協会の防除施工標準仕様書」や「指定工法」という協会の権威と統一化されているような工事内容の言葉の響きは、詳細を疑問視されないために非常に都合がいい為、無資格者やシロアリとは無縁なブローカーの宣伝に利用されてしまっています。
    インターネット上には、このような中身のないPR広告が溢れていますが、前提条件として、防除作業をするための知識と経験を持った作業者であることに注意しましょう。シロアリの仕事をするにあたって最低限の知識を持っていることを証明する、しろあり防除施工士という資格があります。しろあり防除施工士の中でも工事の経験が少ない人もいて、資格があれば安心という訳ではありませんが、一つの目安にはなります。

    料金相場について

    シロアリ予防と駆除によって料金相場は異なります。料金相場には幅がありますが、業者の規模と中間マージンが理由です。
    一般的なシロアリ防除工事の場合、予防工事は坪5,000円~7,500円くらいが相場で、安い業者で坪4,000円でやってるところもあります。
    また、駆除の場合は、シロアリの種類や被害範囲、工法にもよって変わりますが、1階建ての坪数を基準に計算すると、ヤマトシロアリの場合で坪5,000円~10,000円、イエシロアリの場合で、坪13,000円~20,000円(ベイトと予防だと30万円前後が多い)くらいです。

    シロアリ防除工事を金額だけで選ぶと、再発事故や保証を受けれない、悪質な業者による強引な営業を受けるなど、後から高いお金を支払う結果になってしまいます。シロアリ駆除の料金相場の理由と金額だけで業者を選んではいけない理由について詳しくはこちらを参考にしてください。

    シロアリ工事で押さえておくポイント

    シロアリ工事のポイントを押さえておきましょう。

    ≪駆除と予防は違う≫

    ・駆除は建物に侵入しているシロアリを駆除すること
    ・予防はシロアリ被害を防ぐ対策のこと

    ≪駆除法は薬剤散布による駆除法と薬剤散布をしないベイト工法がある≫

    ・ベイト工法は固定の巣を持つイエシロアリに対して有効

    ≪「工法」や「資格」では駆除はできない≫

    ・シロアリ駆除・予防は知識の他に多くの被害現場での経験が重要
    ・シロアリ防除薬剤の特徴を理解した上で使用することが大事
    ・シロアリ防除は、それぞれの家の造りや状況によって作業内容が違う

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