これから家を建てようとする方は「シロアリの保証」についてハウスメーカーさんに聞いておきましょう。

理由は、10年間の瑕疵担保責任はシロアリ被害は該当せず、新築時のシロアリ対策については、ハウスメーカーによって考え方が違うからです。

現実に、シロアリ被害は、築浅のベタ基礎(コンクリート基礎)の建物でも発生しています。

例えば、長期優良住宅制度においては、ベタ基礎で加圧注入木材を用いた場合は認定基準をクリアしますが、認定上の基準をクリアしても、実際にはベタ基礎でもシロアリ被害はみらました。
そのため、大手のハウスメーカーのほとんどでは、現場処理を行っていますが、地場の工務店さんの中には、ベタ基礎であることでシロアリ対策とみなしてシロアリ予防の現場処理を行わないこともあります。

一生に一度の買い物であるのに、家を建てて数年でシロアリに入られてしまい、さらに高い修復費用がかかってしまえば、しばらく気持ちが落ち込んでしまうでしょう。

そうならないためにも、家の購入を決める際には、シロアリの保証はどうなっているのかを確認しておきましょう。

シロアリ工事会社による新築シロアリ予防工事が行われていれば、シロアリの侵入リスクをほとんどの確率までなくすことができます。
万が一、シロアリに侵入されてシロアリ被害があった場合には、無料で駆除を行ってくれ、被害のあった場所の修復費用を規約に従って負担してくれます。

新築5年以内にシロアリ被害は、地域によっては、1000件に2~3件とも言われており、新築でもシロアリ被害の可能性があります。

家を購入するときは、シロアリの保証について確認をしておきましょう。