相談内容:家の中に羽アリがいた。ネットで調べたらシロアリのようだ。

部屋の中で黒い羽のついた虫が数匹いたとのことでお電話をされてこられました。インターネットで検索して調べてみると、どうもシロアリのようだと気付いたそうです。
すぐにホームセンターに行って市販スプレーを購入されたようですが、ネットでよく調べてみると、市販の殺虫スプレーでは駆除ができないことがわかり、業者に相談しようと思ったそうです。
シロアリ業者はどこも同じだろうと思っていたそうですが、お知り合いに相談すると、以前にそのお知り合いの方のご実家が悪質なシロアリ業者とトラブルになったということを聞き、慎重に業者を探そうと思ったようです。とにかくいろんな業者にお電話されたそうですが、お宅が話してみて一番信頼できそうだったので・・ということで提携の施工店をシロアリ調査にお伺いさせて頂きました。

糟屋郡宇美町のK邸でのシロアリ駆除
まずは、これの羽アリが室内からの発生であるのか外からの飛来であるのかの原因を特定しなければなりません。原因の特定の為には、シロアリの侵入経路や被害がないかを調査する必要があります。
シロアリは地中から建物に侵入するケースがほとんどで、家の基礎などの立ち上がりに蟻道という通り道を作ります。侵入経路や被害場所を特定するために床下に入りシロアリ調査を行います。こちらのご相談者様宅は床下収納庫から床下へ入りました。早速、怪しい場所がありますが・・床下には写真のように廃材が置かれていることがあります。

糟屋郡宇美町のK邸でのシロアリ駆除の事前調査
ご覧の通り、このような木質の廃材を置いたままにすると、シロアリが餌場にすることがありますので、家の周りや床下へは廃材は置かないようにしましょう。

糟屋郡宇美町K邸の蟻道写真
こちらのご相談者様宅のシロアリの侵入経路は玄関でした。
分かりにくいですが、茶色い土でできたシロアリの通り道がブロック基礎の隙間にみられます。これの中はトンネル状になってシロアリが通っています。

調査報告

シロアリ調査が終わり、デジタルカメラで撮影した写真をお見せしながら、状況をご説明しました。お客様もまさかご自分が住む床下から生きているシロアリが家を行き来しているとは思っておらずとても驚かれていました。今回は、シロアリによる被害はありましたが、被害の程度は甚大でなかったことは不幸中の幸いです。
さて、ご相談者様宅に侵入しているシロアリはヤマトシロアリです。ヤマトシロアリの巣はある一定の構成員になると1年のうちの3月から5月上旬にかけての昼間、巣別れを行うために飛び立ちます。(ヤマトシロアリの羽アリは黒っぽく、胴体が寸胴で、前後の羽の大きさが同じです。それに対して、クロアリの羽アリは胴体がくびれていて、前後の羽の大きさが異なります。梅雨時期に飛ぶ茶色い羽アリはイエシロアリの羽アリです。)また、床下の廃材には宙に浮いた蟻道がみられましたが、ヤマトシロアリの蟻道の特徴のひとつで空中蟻道と呼ばれます。
ヤマトシロアリは、生き残った少数の職蟻が生殖階級に分化して巣が再生することができるため、加害場所へ直接薬剤を注入する細かな処理を心掛けなければなりません。目視確認ができるところでは、玄関からの侵入だけでしたが、玄関の他にも床下からは確認ができない場所への処理や、再侵入を防止するための対策も同時に行う必要があります。このようなご説明を行い、提携施工店が駆除を行った場合の見積書をお渡しし、検討して頂きました。お客様もご納得をされたようで、後日、当社にご連絡があり、工事のご依頼を頂くこととなりました。

シロアリ予防について

ちなみに、こちらは築20年くらいの家ですが、建てたとき以来、シロアリ予防工事はされてなかったとのことでした。
ほとんどの場合で新築時には基礎の立ち上がりや木部などにシロアリ防除薬剤を散布しますが、薬剤の効力は、永久ではないため、定期的なシロアリ対策が必要です。
現在の薬剤の効力は5年ほどされています。シロアリ予防について詳しくはこちらをご覧ください。

しろありの窓口について

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でしろありの窓口をフォローしよう!