しろありの窓口とは?
和歌山県のシロアリ駆除の相談例
和歌山県田辺市での羽アリ大量発生の相談
相談内容 : 玄関から茶色い羽アリが大量に発生して困っている(他社再発事故)
6月に、この2~3日、茶色い羽のついた虫が玄関から大量に出てきて家の中を飛び回って困っているとのお電話を頂きました。
ネットで何なのかを調べていると、シロアリの羽アリのようなので、信頼できるシロアリ業者を紹介してほしいとのことでした。
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ご自身で市販殺虫剤などを発生個所に散布するとかえって被害が拡大する可能性がありますので、専門の調査スタッフが来るまで、そのままの状態にするようお伝えしましたが、すでにホームセンターで市販スプレーを購入して発生場所に散布したとのことでした。(^^;
シロアリの侵入経路の確認と駆除方法の検討のために、提携施工店がご都合を合わせて調査にお伺いすることにしました。
シロアリ調査の実施
ご主人様がお仕事の合間に家に戻ってこられ、ご主人様立ち合いの元でシロアリ調査を実施しました。
早速、羽蟻が発生したという場所をご案内して頂きました。
写真は、ほうきで塵取りに集めた羽アリの死骸です。
イエシロアリの羽アリです。
玄関の巾木に穴ができてます。群飛孔(ぐんぴこう)と呼ばれ、羽アリが飛び立つために作られた穴です。
T様が殺虫スプレーをかけられたようで、羽アリの死骸が固まっています。
羽アリが大量に発生した場合、羽アリが出てきている箇所へ直接殺虫剤を撒いてしまうと、
シロアリが新しい道を作って被害が拡大する可能性が高くなります。
また、白蟻が警戒をして、駆除に時間がかかってしまうことがあるので、市販の殺虫スプレーでご自身で駆除しようとするのやめましょう。
シロアリは地中から基礎などに通り道を作って家の中に上がってきます。
シロアリ調査では、シロアリの侵入経路を特定するために、通常は床下に入ってシロアリ調査を行うのですが、
T様宅は、床下への進入ができない建物の構造でしたので、天井裏点検を行いました。
天井裏は熱気が籠っています。
ぱっと見てシロアリの侵入がどこにあるのかわかりませんが、
天井裏に入る前に概ねの被害の経路を想定します。
例えば、こちらは断熱材で隠れていてわかりませんが、
断熱材をめくると天井裏へシロアリの侵入被害が見られます。
天井裏にあるすべての断熱材をはぐって調査することは現実的ではありません。
あらかじめ、
シロアリがどのように侵入をしてきているのかを想定して、シロアリ調査を行います。
調査結果の報告と駆除方法のご提案
シロアリ調査が終わると、デジタルカメラで撮影したシロアリ調査の写真をお見せして状況の説明を行います。
A様は、3年前に中古で家を購入して、その1年後に玄関の改築時にシロアリの発生がわかったので、不動産会社の紹介で駆除をしてもらったとのことです。
しかし、どのような工事をやっていたのか内容をお聞きすると、壁に小さな穴を孔けて壁内に薬剤を注入していく処理ですが、ご相談者様宅の建物の構造を考えると、再発リスクの高い内容で先々を考えていない工事内容でした。
駆除が成功していれば、最低5年間はシロアリが発生しません。(※予防施工を行っていることが条件)
前回の駆除工事から2年後に羽アリが発生、保証もなかったとのこと。
おそらく、前回工事を行ったシロアリ業者さんは本業でなかったのでしょう。
A様宅の建物の状況を考えると、ベイト工法で一度巣を駆除してから予防施工を行う方法が望ましかったのです。
現在の状況をご説明した後に、駆除の方法をご提案させて頂きました。シロアリを確実に駆除する為にはシロアリの種類や建物の構造によって工事内容を検討をする必要があります。
A様宅はイエシロアリによる被害ですが、床下を覗くことも床下で作業することもできない構造でした。
従って、シロアリの侵入経路の特定ができないことと未処理箇所が発生するため、液剤散布による施工では再発リスクが高くなります。
まずはベイト剤によって現在侵入をしているシロアリの巣を駆除して、
その後は継続して、家の近くにいるシロアリの活動をモニタリングをしていく維持管理型ベイト工法をご提案しました。
通常なら、6月に着工すれば3か月前後の工期で終わりますが、A様宅では以前、業者がシロアリ駆除に失敗して生き残りのシロアリが非常に警戒していることも考えられ、通常よりも工期がかかる可能性があります。
工事を依頼する前に、不安なこと、わからないことは聞いておきましょう。
工事のご依頼
納得ができましたら、駆除を依頼しましょう。
尚、当社では、シロアリ駆除を必要としている方が安心して相談できるように
「お断り代行制度」を設けております。
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