相談内容:風呂場に黒い羽アリが大量に発生していた

ゴールデンウィーク中に実家に帰省していたところ、羽アリが発生しているのを発見したため対処方法を教えてほしいとのことでした。
風呂場に大量に発生しているとのことでしたので、室内からの発生の可能性が高い状況でした。
市販の殺虫スプレーで自分で駆除ができるのか?というご相談でしたが、在来浴室からの発生の場合は、土台、壁内への市販スプレーでの処理は難しく、かえって被害を拡大させることが考えられます。また羽蟻の発生場所は浴室のようですが、侵入経路は他にもある可能性があるので、専門業者による調査と駆除をお勧めしました。

シロアリ調査の実施

早く来てほしいとのことでしたので、ご相談のお電話を頂いた翌日に、しろありの窓口のスタッフがお伺いしました。

八幡西区Y邸調査写真1
まず羽アリが発生したという浴室をご案内して頂きました。
昨晩は、羽アリが気になって自宅の風呂に入れなかったので、近くのスーパー銭湯に行かれたようです。

八幡西区Y邸調査写真2
昨日発生した羽アリの死骸が残っていますが、これはヤマトシロアリの羽アリです。
黒蟻の羽アリは前後の羽の大きさが違いますが、白蟻の羽アリは前後の羽の大きさが同じです。
(※中には黒蟻の羽アリの発生をシロアリの羽アリと故意に間違える業者もいるので覚えていてください。)

八幡西区Y邸調査写真3
床下からの侵入経路の確認のために、和室の畳をはぐって、床下調査を行いました。

八幡西区Y邸調査写真4
束石に見える茶色い道のようなものは、蟻道(ギドウ)と呼ばれるシロアリの通り道です。

八幡西区Y邸調査写真5
束柱をつたって

八幡西区Y邸調査写真6
大引きを加害していっています。

八幡西区Y邸調査写真7
被害が進むと木材の中はスカスカになり、強度に影響をしてしまいます。

八幡西区Y邸調査写真8
蟻道を崩すと、白蟻が通っているのが分かります。中はトンネル状になっていてシロアリは地中と建物を行き来しています。

八幡西区Y邸調査写真9
頭が茶色いシロアリは兵蟻(ヘイギ)です。シロアリは集団で生きている生き物なのですが、兵蟻は、外敵から仲間を守る役割のシロアリです。
頭の形でヤマトシロアリかイエシロアリかを判断できます。

八幡西区Y邸調査写真10
玄関前ですが、パッとみて何もないように見えます。

八幡西区Y邸調査写真11
しかし、よく見ると、蟻土がみられます。ブロック基礎や土間コンクリートの僅かな隙間からシロアリが上がってきています。
玄関は特に被害の多い場所の1つです。

調査結果の報告とお見積り

調査の結果をデジタルカメラで撮った写真をお見せしながら現在の状況をご説明しました。どこのご相談者様宅でも同じですが、やはり、白蟻が行き来している写真をお見せすると、「これうちなの?」と驚かれます。ご相談者様宅のシロアリの侵入はヤマトシロアリであり、幸い、被害は甚大ではありませんでした。目視で確認できる限りでは被害範囲は広くはないようですが、一部被害の進行している場所もありました。改築の予定があるとのことでしたので、被害の著しい場所もお伝えし今後の改築の為の検討材料にして頂きました。
対策として、専門業者による駆除をお勧めしました。また、その際には防腐を考えた駆除を行う必要があることもお伝えしました。シロアリ被害が進行した場所は、木材が劣化して木口面(年輪側)がむき出しです。ご相談者様宅の床下は土で湿度もある程度あり、木材にはカビの発生がみられます。このような床下状況で液剤散布によるシロアリ駆除を行う際に気を付けないといけないのは、木材腐朽菌による2次被害です。防腐を考えずに液剤処理を行うと、シロアリは駆除できても、木材腐朽菌による劣化が進行してしまう可能性があるからです。

工事のご依頼

2社の見積もりをお出しして双方のメリットやデメリットをお伝えしました。
金額だけでなくアフターサービスも含めて充実した方がよいとのことで、アフターサービスもある程度充実した業者をご依頼をして頂きました。

 

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