相談内容 : 毎年春先になると黒い羽のついた虫が飛んでいる

以前にお問合せのあったご相談者様のご親戚宅でのご依頼で、信頼できるシロアリ業者を紹介して欲しいとのことでした。
床がプカプカしていて、毎年春先になると黒っぽい羽のついた虫が飛んでいる状況。
お電話で状況をお聞きする範囲では、ヤマトシロアリかカンモンシロアリの可能性が考えられます。
現地調査のお約束日時を決めて訪問させて頂きました。

シロアリ調査の実施

シロアリは地中から餌場を探して基礎や束石に蟻道(ギドウ)と呼ばれるシロアリの通り道を作り、建物に侵入をします。
その為、床下に入って、シロアリの侵入経路と被害場所を確認し、白蟻の種類を特定する必要があります。

門司区F邸調査時写真1
こちらのご相談者様宅は台所の床下収納庫から床下へ入りました。

門司区F邸調査時写真3門司区F邸調査時写真6

床下に入ると、家を支えている柱や大引き・根太などの木材が見れます。
写真は白蟻の被害写真ですが、相談者様宅はシロアリが侵入をして年数が経過しているようです。

門司区F邸調査時写真7
こちらはシロアリの被害と褐色腐朽による併合被害で土台・大引きがなくなるくらい被害が進んでしまっています。
外壁側から雨漏りをしていますが、修繕を怠ると、このようにシロアリ被害を著しく進行させてしまう原因にもなります。

門司区F邸調査時写真6

被害のある木材の中を見てみるとシロアリが玉になって根太を食べていました。

門司区F邸調査時写真4
頭が茶色いシロアリは兵蟻(ヘイギ)と呼ばれ、頭の形でシロアリの種類が分かります。
こちらのご相談者様宅へ侵入しているシロアリはヤマトシロアリです。

調査結果の報告とお見積り

床下調査が終わり、ご相談者様へデジタルカメラで撮影した写真をお見せしながら床下の状況をご説明しました。
シロアリの種類はヤマトシロアリで、
外壁の雨漏りをしている箇所は壁内の生息・被害の可能性が考えられます。
ヤマトシロアリは湿度の高い環境に営巣する傾向があり、一般に被害範囲は腰丈くらいですが、
雨漏りなどによって湿度の高い環境ができると、2階でも3階でも上っていきます。
ヤマトシロアリは繁殖能力が高く、職蟻(ショクギ)の階級分化能力があり、
約25匹の職蟻の生き残りがいれば、新しいコロニーを作り繁殖する力があると言われています。
その為、細かな処理が必要であり、
雨漏り箇所では壁解体によって被害範囲を目視で確認し、直接注入、吹付処理を行って駆除することが確実です。
しかし、壁を解体すると大工費用などの予算が高くなるため、小さな壁に小さな穴をあけて、伝播性の高い薬剤を使用し、ノズルで壁内に薬剤を注入する処理を行うことをご提案しました。
また、こちらのご相談者様宅のシロアリ駆除を行う際には防腐を考えた施工を行う必要があります。
シロアリは駆除できても。施工による湿度上昇によって、腐朽菌による被害が進行する可能性があるからです。
特に蟻害木材は木口面がむき出しになっている為、木材腐朽菌の付着に気を付けなければなりません。
近年、シロアリ業者の中では木材への穿孔処理後、5年後の再施工時の作業時間の手間やコスト削減の為に木栓をしない方針の業者も増えていますが、
しろありの窓口は、紹介施工店に対して、特にこのような案件へは木部穿孔注入処理後の木栓を行うよう注意喚起しています。

工事のご依頼

今回はしろありの窓口のスタッフが直接訪問させて頂き、ご相談者様に施工店を紹介させて頂きました。
調査時の内容と施工時に気を付けることを施工店と打ち合わせて、業務に引継ぎを行いました。
調査から10日後に無事に駆除が完了しました。工事完了後は施工店からの保証書が発行されます。施工から5年の間にシロアリの発生があった場合には無料で駆除工事を行う内容です。
また、万が一、施工店の倒産の事情によって、再発保証が受けれない場合は、しろありの窓口が、無料にて駆除工事を行います。

 

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